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仁窯
¥5,000
Size : 75Φ H63mm
仁窯はマイセンに影響を与えた柿右衛門様式の名門です。
柿右衛門様式は、17世紀後期の肥前磁器の様式を指す総称で、赤絵にもっとも調和する「濁手(にごしで)」という米の研ぎ汁のように温かみのある乳白色の地肌をもつ色絵磁器で、余白を十分に残して明るく繊細で絵画的な構図を特徴としています。上絵の色には赤・黄・緑、そして青・紫・金などが用いられています。また、器の縁に「口銹(くちさび)」と言われる銹釉(さびゆう・茶色に発色する)が施されている器が多くみられ、同じ有田焼でも、緻密な作風の鍋島様式や寒色系で余白の少ない古九谷様式と異なり、柔らかく暖かな雰囲気を感じさせます。
海外でも高く評価され、オランダ東インド会社から輸出されて王侯貴族たちの宮殿を飾りました。
実は、仁窯が柿右衛門様式の名門となった背景には複雑な歴史があるのです。その様式を創った有田焼を代表する柿右衛門窯が、第一次世界大戦の厳しい時代に経営困難に陥ります。その時、12代・酒井田柿右衛門を救ったのが福岡県出身の実業家、小畑秀吉です。 小畑氏と12代は、大正8年(1919年)に「柿右衛門合資会社」を設立します。その約10年後の、昭和3年(1928年)に柿右衛門は、合資会社から脱退します。
それによって柿右衛門様式を作る窯が二つになり当時を騒がせました。
その後合資会社は窯銘を「仁和窯」→「仁窯」に変更し、現在は上皇陛下 上皇后陛下お買い上げの栄誉に浴した色絵の名匠と呼ばれる2代目の小畑裕司氏です。
ちなみに合資会社時代の柿右衛門は今では大変珍しいデザインの器が多く、大変人気です。
※こちらの商品は古物・アンティークです。ご了承の上ご購入ください。